- 1: 名前:mtmt投稿日:2000/08/28(月) 21:53
- 門脇芳雄『詰むや詰まざるや――将棋無双・将棋図巧』まえがきより
>……『将棋無双』と『将棋図巧』は、江戸時代の伊藤宗看・看寿という
>天才兄弟によって創作された傑作集で、詰将棋の最高峰といわれている。
>収める作品百番は、いずれも奇趣妙想を含む傑作で、古今未曾有の高い
>内容を持っている。詰将棋といっても、これぐらいになると「芸術」で
>あり、文化的創造である。……
- 18: 名前:ざる校正者投稿日:2002/01/02(水) 15:14
- 「将棋世界」2002年2月号(今月号)の「将棋論考」P84、
>これは「象偽作物」と呼ばれ、後に「無双」として広まる。
誤:象偽
正:象戯
でしょうか。
- 19: 名前:mtmt投稿日:2002/01/02(水) 15:20
- 貼りなおし
↓「数学者 岡潔文庫」(奈良女子大)
http://www.lib.nara-wu.ac.jp/oka/
- 20: 名前:ざる校正者投稿日:2002/03/01(金) 03:05
- >>18と同様ですが、「週刊将棋」今週号の「かすみの道」には「象棋作物」
となっていました。無双37番(不詰)を解く回です。
- 21: 名前:mtmt投稿日:2002/06/20(木) 22:11
- 「将棋世界」1969年4月号「詰将棋サロン」担当の
升田幸三九段の一言、「升田直言」より。
将棋連盟で古棋書復刻をするそうだが、詰棋書としては一点
だけ、七世名人伊藤宗看の百番をとりあげるそうだ。
私が一番好きな詰棋書がそれなのでわが意を得たものと、期待
している。江戸時代の原本を写真にとって、古書に似たもの
を作ると聞いたが、どうか良い本にしてもらいたい。
- 22: 名前:mtmt投稿日:2002/09/20(金) 10:33
- 「近代将棋」1956年8月号、二上新八段の特集の中の座談会より。
野口 古作ものでどういうのが好きです。
二上 看寿ですね。精巧を極わめています。
野口 清水さんは、九代宗桂が好きだったね。
清水 うん。しかし巧いのはやはり看寿ね。並べて鑑賞するのなら、宗看
の、「詰物百番」は確かに面白く、力が入っているから実力がつく。
- 23: 名前:mtmt投稿日:2003/02/11(火) 08:59
- 「近代将棋」1964年2月号の北原義治さんのコラムより。
夢の作品集
僕が作図を志して以来の悲願だった「図巧無双以上の……」を満足
させてくれる作品集が、漸く出来上った。
内容は煙詰2局、999手詰の長手数記録、玉の全格めぐり、全駒使用
の無仕掛、その他使用駒の種々、不成、遠駒、合駒などすべて記録的
なものを余さず含み、図巧第1番をしのぐ難解な伏線趣向を始め、
雄大な趣向や伏線局の数々、クラシック調に現代のムードを盛った
中編……僕のかねがね描いていた「美しい作品」群が揃えられていた
事は無上の喜びである。
…すべての手配を終って僕は良い気分だった。これで後世の詰キスト
が作家を語る時は看寿、宗看より先に北原義治の名前が出るだろう
……
…「やや!これはそっくり同じじゃ」
僕が驚いて顔を上げると……塚田、二上のお二人だったはずの目の
前に座っていた人は、テレビの時代劇くらいでしか見た事もない様
な恰好に変っている。周囲を見廻すと、これもさっきまでとは様子
が違っている。二人のうちの繊細な感じの白面の美青年が、
「兄上、これは私が閉門中に苦心の末作り上げたものにございます」
と、これは色の浅黒いもう一人に話かければ、深くうなずいて
「うむ、看寿が晴れの名人襲位の日まで秘蔵しておいたものじゃ」
と言う。なんだって?折角僕が苦心して完成させた作を……だけど
兄と呼ばれた人はもう一人を看寿と呼んだ……すると三代宗看と
看寿の兄弟か?……でもどうしてその二人が?……と考える余裕も
ない内に、
「この図式集を盗んだ上は許す訳には参らぬ」
と叫びざま、傍らの刀を抜いた美青年が切付けて来た。痛い!……。
……ハッと我に返ると、激痛は全身を走るが、切付けた看寿も宗看
もいない。白衣の看護婦さんが、ヘップバーン刈りに帽子をのせて
心配そうに僕の顔をのぞき込んでいるだけだ。……あ、そうか。
病院暮しの僕が、手術後の麻酔が切れる間に見た夢だったのだ。…
- 24: 名前:mtmt投稿日:2003/06/04(水) 00:11
- ↓三元社
http://www.sangensha.co.jp/
↓『日本文化としての将棋』
http://www.sangensha.co.jp/allbooks/index/109.htm
55ページ、小暮得雄「将棋、この玄妙なるもの」より。
…やがて享保・宝暦の時代にはいると、きらびやかな詰将棋黄金時代を
迎える。古図式に関する従前の研究や評論は夥しい量にのぼっているが、
この黄金時代の最高峰が、鬼宗看の異名をもつ7世名人・三代伊藤宗看
と、その弟・伊藤看寿の作品集であることは、衆目の認めるところと
いえよう。兄宗看は詰むや詰まざるや≠フ別称で呼ばれる超難解な
『将棋無双』を著わし、弟看寿は、棋史に燦然とかがやく傑作を鏤(ちり)
ばめた作品集『将棋図巧』を世に遺した。今風にいえば、知的な文化
遺産≠ナある。巷間(こうかん)伝えられるところによれば、たとえば
煙詰や611手の長手数詰など神技に近い作品に接した幕府はその偉才を
懼れ、忌避したという。顧みて学生のころ、これらの作品を知った私も、
胸が慄えるほどの感動を覚えたことを白状しなければならない。
- 25: 名前:mtmt投稿日:2004/05/10(月) 12:44
- 「将棋日本」1938(昭和13)年4月号23P、一鷗氏、「行く春」と
題して、
解き難き図巧何番暮の春
- 26: 名前:Nardintitte投稿日:2009/03/04(水) 11:37
- Hallo,
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