四枚落ちから
六枚落ちは卒業した人がぶつかるのがこの四枚落ちの壁。桂が2枚増えるのですがこれが大変。本局は途中で桂得した上手ですが,下手も矢倉にくみ上げて,負けにくい展開を見据えています。
ここからどういった手で混戦に持ち込むのでしょうか。


△6五歩▲3五歩△同歩▲4六銀△8五桂▲8六銀△6六歩▲同金△7七歩▲同桂△7四桂▲6七金引△6六歩。

歩と桂しか使わない(使えない)上手ですが,玉周辺を攻めているので結構厳しい。下手としてもじっくりと指したいのですが,これでは上手有利といっても良い局面。手合いの差を考えても勝てない局面になっています。

駒落ちは駒の損得もそうですが,自玉とは反対側で戦うことが大切です。


2月4日



久しぶりの相穴熊から
今,相穴熊から捌きあいの局面。冷静に▲8九歩を打たれてしまいました。こういった中盤戦が将棋の面白さの一つといえます。




△同竜▲9一角成△9九竜▲8一馬△7七歩成▲5六銀△8八竜▲7三歩成△5八竜▲3八香△3七歩▲同桂△5七角成。

と金で攻めるのが穴熊の急所。金銀の枚数も大事な要素です。よくなったらスピードをつけて一気に寄せきるのが穴熊戦のコツ。粘りを許すと大変なことになります。



2月3日



バランスが大切
角落ちから。相振り飛車となっています。今,▲8六角と活用してきたところ。飛車の利きと相まって強力な働きとなっています。次ぎの1手はどうしましょうか。












△6二金▲7七桂△5二金左▲5五銀△5四歩▲4四歩△同銀直▲5四銀△同銀▲同飛△5三歩▲5六飛△4六歩。

ここはじっと金を寄るところ。桂にもじっと金を寄ります。これでバランスを保つということ。ここから銀を出て攻めてきますが,中央をなんとか受け止めて歩を突いた局面は駒の損得はないものの上手ペースとなってきています。不思議な感じですが,2回の金寄りでバランスを保つことができたのが大きかったようです。


2月2日



局面を良く見ること2
恒例の角落ちから。今,中央で戦いがおきてしまっているところ。この局面よくみると次ぎの手はこれよりありません。









△3一銀▲6五歩△同銀▲4五歩△同歩▲3七桂△6六歩▲4五銀△4四歩▲5四銀△同金。


中央で戦いが起こっているので,壁銀を解消して中央に駒を集めるこの手よりありません。上手としては全ての駒を存分に活用しないと勝負にはならないということです。

 歩や桂を使って金を取った下手ペースかというとそうではなく,大駒の働きが少なくっていることと,玉頭での戦いということは見逃せません。冷静にみるとまだ互角ということでしょう。
壁銀がそのままだと下手有利になっていますね。危ない危ない。


2月1日



局面を良く見ること
この局面。先手は駒得はしていますが,後手の馬も大きくて簡単ではありません。簡単ではないということは局面を良くみる必要があります。良く見ると次ぎの手はこれよりありません。











▲2五桂△1五馬▲3三桂成△2四馬▲3二竜△5六桂▲7七銀引△6八桂成▲同銀△6九銀▲5九歩△7八銀成▲同金。



ますは桂の活用。ここに目がいかないことには話しになりません。
後は駒の活用をしてじっと受けに回るということ。受けにまわれば駒が入ってきます。そうするとと金が活きてきます。ここは桂を跳ねてじっと手を渡すということ。将棋は自分の力だけで勝つことはできないのです。



1月31日



玉の安全度
今,後手の玉が露出してきたところ。桂損ですが,玉の安全度が違います。こういったときは一気に攻め続ける気持ちが必要です。



▲1五角△2三玉▲2五飛△3二玉▲2三歩△4四角▲2二歩成△同角▲4二角成△同飛▲2三銀。


まずは角出から飛出で玉を下段に落とします。基本に忠実に。そして歩を使います。決めるときはばっさりと。なにも難しいことはありません。玉は下段に落としましょう。




1月30日



変化に対応するということ
今,▲7三角成と馬を作ったところ。これで先手は受け切って香得してゆっくりいけば良しという読みでしたが。次ぎの手を見落としていました。





△7七歩▲同桂△7五歩▲6五銀△8五桂▲4五歩△7七桂成▲同金△2七飛成▲3七桂△2九竜。

ここは歩が立つので玉頭の金取りが急所。そしてあの端桂が活用できては好調。好調ということは見た目以上によくなっているケースが多いのです。あとは竜の活用をはかって最後に桂で金取りをすれば良し。

刻々と変化していく局面に対応することが将棋では必要。線ではなく点で局面をみていく気持ちが大切です。

1月29日



攻めの急所は
今,じっと馬を引いたところ。終盤で後手をひくのはつらい。先手が駒得で手番があるということ。駒の働きもよいということでここは先手有利。しかし,変な攻めをするとすぐに逆転するのが将棋です。急所はどこでしょうか。




▲7四歩△6四歩▲6五歩△8三桂▲6四金△7五香▲7三歩成△同桂▲7四歩△6四馬▲同歩。

ここは玉のコビンを攻めるところ。角・竜の利きも中段。金の厚みもあります。ここは決して横から攻めようとしてはいけません。上から重しを乗せる感じで指していきます。先手玉も攻められてはいますが,駒不足は見切ることが大事。▲7七歩とか受けてはいけません。


1月28日



森下システムから
矢倉の森下システムから今,金がにょきにょきとでていったところ。後手の角はゆうれい角っていうんでしたね。この間,女流プロの方に教わりました。そういえば将棋覚えたころに聞いたことがあるようなきがします。

さて,この局面をじっと眺めれば次ぎの1手は見えてきます。

▲4七銀△7三銀▲6三金△7五歩▲同歩△8四銀▲5六銀△7五銀▲7六歩△同銀▲同銀。

こういった場合の角は追ってはいけません。調子がついてしまいます。ここはじっと先手の駒を働かせるように指すということ。それで悪くなることはない。悪くならなければ歩得があとでものをいうことになります。



1月27日



固めた矢倉は
今,飛車まわってきたところ。先手陣はとても堅い囲い。後手は角銀桂がよい配置ではないので攻めきるのは難しそう。こういったときの方針が一番難しいのかもしれません。

△4五歩▲6八角△4四銀▲2八飛△3五歩▲2六飛△3四金▲4六歩△3六歩▲同飛△3五銀。

そう。この場合の急所は先手の角と桂を目標にするこということ。
玉頭を耕していくのは矢倉ではよくある手筋。本局のように銀が玉頭方面に偏っているときは特にあります。

飛車をとってここからも攻めるのではなくじっと受けにまわる要領で。将棋を勝ちきるのは大変です。


1月26日






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