厚みを実利に

今,銀桂交換で駒損してますが,厚みは大差。あとはこれを具体的にどう実利に求めていくかですが,そのためには歩に活躍してもらうことが大切になってきます。








▲8四歩△7二銀▲7四歩△6三金▲6四歩△同金上▲4四馬△同金▲8三銀△同銀▲同歩成△同玉▲6四飛。




歩で拠点を作ってさらに歩。あとはばっさりと切っていくことで寄り筋。厚みを実利に変えるには歩を使っていくことが必要ということです。




3月9日



飛車を攻める駒は

今,攻め続けているところ。ここで並に銀を打ちこむ手もありますが,スマートにいきましょう。







▲7一角△6三飛▲5三角成△同金▲3三歩△2二金▲5三桂成△同飛▲2三飛成△4一角▲3二銀△同角▲同歩成。


ここは受けに利いている飛車を攻めるのが急所。飛車は角で攻めるものです。そして歩を取って金取り。玉頭なので激痛。ということであとは自然に指して寄り。飛車は角で攻めましょう。





3月8日



私は厚いあなたは・・
今,角頭を攻められたところ。このままではいけないのですが,局面をしっかりとみることがまずは大切。私は厚い。あなたは・・・なので強気にいってみましょう。









▲4六歩△5四銀▲4五歩△同銀直▲6四角△5五歩▲同歩△6三銀▲8六角△4七歩▲同飛△3六銀▲4九飛。


ここは4筋から強気にいってOK。歩の取り込みには角をかわした手が玉を睨んできています。本譜は手順に角を転換して,歩をたくさん持って有利に。見た目以上に陣形の厚みが違うということ。 中盤以降は金銀の厚みも重要といえます。




3月7日



急所はどこでしょう

今,5筋の歩を伸ばしたところ。中盤なら好手間違いなし。しかし,本局は既に終盤。急所はここよりありません。







△2六歩▲5三歩成△2七歩成▲同金△2六歩▲3七金△2七桂▲同金△同歩成▲2八歩△同と▲同玉△2七歩。


ここは玉頭と同時に金取りなのでこの歩突きが激痛。理屈どうりです。あとは自然に剥がして終了。穴熊は玉をおびき出すことで寄り形となります。時代をしっかりと把握して急所を見据えることが大切です。





3月6日



さらに続く自陣角
今,先手がじっと銀を上がったところ。一見好形にみえますが,なんと自陣角。これはいけません。次ぎの手で終わってしまいました。








△8四角▲7五歩△同歩▲6八飛△7六歩▲同角△6六角▲同飛△7五銀▲6九飛△7六銀▲4六角△5五歩。


後手の自陣角は2800オーバーだからOK。実際に銀の処置に困ることになっています。

そして再度の自陣角はやはりいけません。5筋の歩を突いて軽く受けて有利。

自陣角は打ってはいけません。と何度いっても皆さん打ちたがるんですよね。なんでですかね。


3月5日



駒落ちでも指してはいけない
今,桂頭を守るために自陣角を打ったところ。しかし理論でいくとこれは疑問手。そして玉頭の桂頭なのでさらに激痛。

次ぎの1手でしびれました。


△3四歩▲4四歩△同金▲3四歩△同金▲8九飛△7五馬▲9五歩△3五金▲6三角成△同金▲3六歩△同金。


上手は馬ができているので冷静に冷静に指すことでリードが広がっていきます。自陣角は指してはいけません。





3月4日



角落ちからの攻め
両者しっかりとした陣形を組んでいるようですが,これは角落ち。飛車が直通しているだけに
下手のほうが神経をつかいそう。今,歩を伸ばした局面ですが,これは少し危険でした。





△9三桂▲8八飛△7五飛▲7八金△8七歩▲9八飛△9五歩▲7七歩△8五桂▲6七金△9六歩▲7六金△7一飛。



端桂で駒の活用を図るのが急務。そしてこれで捌ける目途が立ちました。8筋・9筋を攻めると自然に飛・角・金にも当たりが強くなってきます。

しっかりと駒の配置とバランスを考えながら中盤を指すことができるとそんなに難しくなく乗り切れます。読みを入れるのは終盤になってから。


3月3日



飛車落ちの攻め
今,しっかりと端を守ったところ。上手としても攻めが頓挫するのはいけません。攻め続けるにはこれよりないところ。





△1六歩▲同香△1七歩▲2七玉△3五角▲3六香△1八歩成▲3五香△1七桂成▲3六玉△3五歩▲4七玉△2八と。


端からいちゃもんをつけるよりないところ。角はとられてしまいますが,小駒が手に入って攻めが続く形に。先手の大駒も後手陣に近いため,圧迫もできそう。この展開は上手としてもなんとかなるかなといったところなのでしょう。

飛車落ちは見た目以上に下手としても大変です。





3月2日



相掛かりから
相掛かりから。今,歩を突かれたところ。これはいくら考えてもこの手を選択してしまいそうです。






▲3四銀△8八角成▲同銀△3六歩▲2三銀成△3七歩成▲同桂△3六歩▲3二成銀△同玉▲3三歩△同桂▲3四歩。

銀を出て斜め棒銀の攻めを採用。一直線の攻め合いですが,後手玉の位置がよくないのでいけると踏んでいました。最後も玉頭の桂頭で激痛。相掛かりは少しでも隙があると危険です。





3月1日



急戦矢倉から
今,玉頭の歩を取ったところ。駒の損得はなくて玉は堅いし,竜もいる。しかし,この局面は後手の手番で駒も多い。若干後手ペースの局面ですが,次の手も大切な手です。







△3七桂成▲3五歩△8六歩▲同銀△4七成桂▲3四歩△8七歩▲7九角△8八銀▲6九桂△7九銀不成。


じっと桂を成るのが駒の活用ということ。そして1本歩を叩くのも急所。玉頭の角頭なのでダブルで激痛はいつもの理論どおり。そして角頭の歩も激痛第2弾。基本どおりさせば中盤までは乗り越えられます。



2月28日






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