リレーエッセーその1

第一走者

篠田正人



 mtmtのリレーエッセーの企画案に「いいんじゃない?」と同意したら「じゃあ第1回をお願いします」と返信が来ました。うかつでした。

  新しい将棋世界を手にして、さてどうしましょう。とりあえず随筆など軽いものから、でしょうか。 私の場合、

 巻頭言→グラビア→タイトル戦観戦記(文章だけ)→対局日誌→棋戦情報・奨励会→アマ大会報告→漫画→編集後記。で、戻ってタイトル戦観戦記(棋譜を追う)→講座→詰将棋(3〜7手と解説欄)→初段〜五段コース(解く)。

 このくらいで風呂に行って付録を読む。もう一度戻って、

 巻頭詰将棋→次の一手→詰将棋サロン→六段コース→免状獲得者名簿→広告。

 お世話になってます。普通は好きな連載からなのかも。それに、全部目を通す人は珍しいのかもしれません。

  紙媒体だけでなく、ネット上でも将棋に関する文章を目にする機会が増えました。誰でも言いたいことを発信できるようになりました。同じように、「何を読みたいか」も発信できるはずです。将棋世界でも「自戦記を多く」あるいは「読み物を増やせ」など、人によって読みたいものも異なるでしょう。ここで、この連載の第1回である特権を利用して、次回以降の方への私の希望を勝手に書かせていただきます。

 ・思い出の1局の自戦記
 ・将棋を始めたきっかけ
 ・地方将棋事情
 ・棋界への提言
 ・近況報告
 etc.

 要するに何でもいい、ということですが、その方の人となりが浮かぶような文章を楽しみにしています。あと、「誰が誰にリレーするか(どこへ行ってしまうのか?)」にも注目。

 図面も使えるということのお知らせ代わりに、最後に唐突ですが私に衝撃を与えてくれた一手を紹介してバトンタッチします。平成7年秋期関東リーグ、東野徹男の▲7九飛(←打った)。


  リーグ戦ならではの悲壮な手にいたく感動したのですが、今冷静に見ると・・・。


(次回は野山知敬さんにバトンタッチ)