リレーエッセーその22

自分らしく。そう自分らしく・・・。

林 隆弘


この度は社会人になってからの良き先輩&飲み会メンバー?でもあり、親しくさせていただいている関向さんからの紹介で、リレーエッセーを引き受けることにしました。

ネットアマチュア棋聖戦が自分に与えてくれたモノ

さてここから、本題に入りたい。

自分は幸運(ホント心から思います)にも、2002・4・7 ネットアマチュア棋聖戦にて優勝することができた。
http://www.kansai-shogi.com/nak/

棋譜はこちら↓
http://www.kansai-shogi.com/nak/finalmatch.htm

棋譜の途中、△4七桂が自分らしい一着。この後の端攻めが効果的である。

今告白すると、ここ1年の自分は正直焦っていた。同じ会社の長岡俊勝さん(アマ名人)、瀬川晶司さん(プロ8人抜き&平成最強)、母校の早稲田大学関係者では、山田敦幹さん(朝日アマ名人)、吉澤大樹さん(アマ竜王)、なぜか?カワイイ賞金ハンター細川大市郎君(平成最強)などの活躍ぶりである。刺激され、嬉しい反面、複雑な心境であったことは事実である。

自分もこれまで:

・国際フォーラム優勝(これが一番新しい)・・・(今年もあるようなので是非参加させて下さい!!)
・高校選手権優勝者
・学生名人(銀、銅も)
・オール学生将棋選手権者(銅も)
・朝日アマ全国大会優勝
・支部名人(銀2回、銅2回)
・アマチュア竜王戦準優勝(銅も)
・平成最強者戦優勝(東京大会)
・全日本選抜ベスト4
・学生十傑戦準優勝(銅も)
・東日本学生名人

など、幸運にもそれなりの結果を残してきた。

でも、ここ2年とちょっとは、まったく音沙汰が無かった。

「社会人でアマチュアなんだし、将棋はホドホドに」

と自分なりに言い聞かせるものの、何か寂しい。。。

(まだ25歳なのに、完全に過去の人になりつつあった)。

そんな最中、仕事でも“自分の自信”を若干失う場面もあった。

こんな矢先、ネットアマチュア棋聖戦なるものが開催された。

今思うと、優勝を意識しはじめたのは、ベスト8の辺りだった。

その前に、一回死んで(対藤本さん・・・必敗の相手の駒の置き間違えで・・・藤本さん本当にスイマセン)からは、伸び伸びと指すことができたような気がする。それ以降は失うものも無かったし。

そして迎えたのが、2002・4・7  in 大阪・南港/WTCホール での北村さんとの決勝戦である。

北村さんについては云うまでもなく、アマチュア強豪として活躍されている人がある。

自分は、決勝戦を直前にして北村さんと2人でお話をする(聞く)機会があった。

ここでは割愛するが、その時自分が思ったことは、

「背負っているものが違う、こんなことを聞いてしまった状態の今の自分では勝てない」

と正直思った。

とにかく、将棋に対して紳士的であること、熱意があることが何かとても巨大で驚異に感じた。

気持ちを切り替えるまでの時間があまりに短すぎた。そして、対局開始後もギアの切り替え作業はしばらく続く・・・。

そして、北村さんの決断の良い指し手とは裏腹に、あっという間に持ち時間が切れる自分。

このまま負けたらあまりにカッコ悪過ぎる・・・。もう逃げ場は無い。

北村さんとの会話のことは、対局後までは忘れることにしよう。(と決めた)。

そして、比較判断基準値を相手からいつもの自分に置き換えた。

この将棋に限らずに、いつも自分に心がけているベストを尽くすだけ。

それは;

“妥協しないで、自分の納得する手をギリギリまで探して決断良く指せ!それをまた良しとする”

“最後まで諦めるな、そして勝ちになったら、絶対に逃すな!!”

そして、

「自分らしく、たとえ負けても納得のいく将棋を指そう、これは北村さんとの勝負ではなく、自分との勝負」だと。

このときから先ほどまでのギアの切り替え作業や、賞金の差という邪念は自分の中からは消え去っていた。

自分の納得するまでとことん考え抜くことや、最後まで諦めないで可能性を探る精神は、将棋に限ったことではない。自分の人生観の縮図でもある。

そして迎えたクライマックス、112手目、△3五銀と記念すべき一着を指した。
手数こそ長くはないが、自分らしいカウンターパンチが決まったと思う。

その瞬間、久しぶりに感じる感触を思い出した。

そう、冒頭でちょっと触れた“自分の自信”を支えてくれていたモノが将棋であることに改めて気がついたのだ。

北村さんとの会話については、未だに自分なりの結論が出ていない。

ただ一つ心がけようと思ったことは、自分もこれまで両親をはじめこれまで関係を持ってきた方々から、“与えられてきたばかりの人生”だったけれど、これからは“与える人生”を心がけ、忘れてはいけないなと。

それは、有形資産(モノ、お金)か無形資産(影響力)なのかはわからない。



(以下は自分の両親からアマチュア棋聖戦優勝に際してのお祝いメールへの返信から転用)・・・このレスを書いた時は飲み会でかなり酔っていました。以下の文章が案外自分の本音なのかなとも思う。※酔ったのは自分にではありません、お酒にです。

その前は省略・・・

「まあ、ビジネスの世界でもっと活躍したい。何かから遠ざかるためでは無く、何か明確なターゲットに近づくためにとにかく走れるうちに走ろうかなと。これからも人マネや小手先ではなく。“自分らしく。そう自分らしく・・・。”







ちょっとカッコ付け過ぎたかな。。。まあこれもまた“自分らしい”から良しとしよう!!

またカワイくない後輩達からツッコミを食らいそうだけど。笑

ご意見、ご感想はこちら。 takhayashi@muj.biglobe.ne.jp


※末筆ながら関東の学生(のごくごく一部)発信の標準ボキャブラリーをインパクトがある順にランキングで紹介させていただきます。これでグローバルスタンダードになってもらえれば          


とは思いません。

第1位『ハゲてる』
・・・とにかく使い方がいろいろで説明が良くできません。あしからず。

用例)「さっきの将棋どうだった?」

   「ハゲました、つるッパゲです」

第2位『デキ上がる』
・・・良く誉め言葉として使われているようです。「ハゲてる」を上品にした感じでしょうか。

用例)「いやー、あの人強かった。マジデキ上がっている

第3位『太い』
・・・良く苦しい形勢をひっくり返した際に使われれてるとのことで。
社会人になってから自分は会社で普通に使ってしまい、同期のOLに白い目で見られた事も!?
※でもそんな彼女たちも今は普通に使っています

用例)「さっきの対局どうだった?」

   「ええ、何とか太づきました。」

   「太ってー」(フッテー)

誤例)「ここ数年オレ、ホント太くなったよ」・・・レディーに使用禁止です

   「おまえ、最近ホント太くなったな」・・・こちらもレディーに使用禁止です

失礼しました

第4位『萎える』
・・・しょぼんとする

用例)「フラれました。萎えています・・・」

第5位『ヤリ過ぎ』
・・・徹底抗戦を行った際に良く使われるようで。こちらも若干使用注意かも!?

用例)「さっきの受けはいくら何でもヤリ過ぎでしょ」

第6位『ホントは嬉しいくせに』or『喜んでる』
・・・その言葉のまんまです。

用例)「いやー、明日会社なのに徹夜はヤバイっしょ」

   「ホントは嬉しいくせに」又は「あ、喜んでる!!」

第7位『サイテー』
・・・あの日、あの時、あの場所で、あの人に言われたのがこの一言でした・・・。そんなサイテーだったのでしょうか。(泣)もはや後輩達の格好のネタになっています。自分にこのフレーズを言ってくるカワイくない後輩達よ、マジ禁句です!

用例)「何でこんなに待たせるの?」

   「・・・ごめん・・・。」

   「何か言いなさいよ、ちょっと。」 

   「自分が悪かった、ごめんなさい」

   「本当サイテー!!」

      

    以下・・・カット

第8位『くるくる』
・・・自分も良くお世話になった早稲田OBの清水さん(あだ名番長・・・そのままか)が巨匠に云ったことがはじまりでした。今となっては、社団戦の一部にもこのチーム名、ありますね。

用例)最近使われなくなったのでノーコメント

第9位『優秀』
・・・その言葉のまんまです。

用例)「あのラーメン屋どうだった?」

   「マジ優秀です」

第10位『理屈抜き』
・・・この表現を使う方々にはロジックは無いようで。

用例)〜ある方の文中より〜

   「この試合、理屈抜きで勝つと思った」

惜しくも圏外『勘違い』

以上、お試しあれ。



(次回は杉原徹さんにバトンタッチ)