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リレーエッセーその54 亀岡奈保美 |
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もう25歳ですもんね(--;) という言葉が。 「25歳なのかぁ」とバースデーケーキを食べながらつくづく思った今年の誕生日。なんてたって四捨五入したら30歳。24歳まではその逆で四捨五入したらハタチやんとか言っていたけど、もう言えない歳になってしまった。女友達と話していても「四捨五入したらもう私達も30なんだよねぇ」という話題によくなる。あと、会話にやたら「若いっていいよねぇ」というおばちゃんじみた台詞が頻出する。しかし、私もその言葉をよく使うけれども、実はそんなに年齢を気にしないほうだ。毎年元気で誕生日を迎えることができるのは嬉しいし、今のところ肌のくすみやしみも増えてない(と思う)。中学、高校、大学時代の友達は誰も結婚していない(あ、一人だけ3年前に結婚したかな。子供も元気にしているんだろうか…)ので話をしていても焦ることはない。ただ、母親や祖父母は25もなって結婚話の一つもない私をかなり心配している様子である。帰郷するたびに「そろそろこっちに戻ってきて花嫁修行でもしたらどうなのか」と言われる。祖父はいつでも見合いができるようにと成人式の振袖姿の写真を大事にしまっている。いまどき花嫁修行なんて…と思われる人が多いかもしれないが、田舎はこうなのである。 しかし、あまり年齢を気にしていない私でも年齢が気になる時がある。 それは育成会のリーグ表を見るとき。リーグ表には名前の下に年齢が書かれている。それを見ると気にしたくなくても、年齢を感じてしまう。平成14年後期のリーグ表を見ると、育成会14人中9人が10代。その10代の子たちの平均年齢は16.5歳。私より一回りくらい下の子ばかりなのである。 去年の元旦に、14年前の私から手紙が届いた。私はすっかり忘れていたのだけれども、14年前に何かのイベントで21世紀の私宛てに手紙を書いていた。 24歳の私は元気ですか? 結こんして子供もいるのかな? 夢はかないましたか? それともまだ、夢を追いかけてますか? 私がそれを書いた当時の夢は天文学者だった。星を見るのがとても好きだったのだ。それから医者になりたい、獣医になりたい、検察官になりたい、看護婦になりたい、学校の先生になりたいと漫画やドラマに影響されながら夢は変わってきたけれども、今は女流棋士という夢を追いかけている。小学生や中学生の頃、プロフィール欄には「将来の夢」というのが必ずあるが、大人になると「夢」という言葉と疎遠になってしまう。でも、私はずっと夢を追いかけていられる人間でいたい。今、好きな将棋と一緒に、好きな夢を追いかける事ができる今が幸せだと思う。幸せなはずだけど、現実はつらくてくじけそうな時のほうが多い。そんな時に私を支えてくれている人には言葉では言い表せないくらい感謝している。私は恥ずかしがり屋で(?!)面と向かってお礼を言うことができないからここで言っておくことにする。ほんとにありがとう。 最後に、10歳の私へ。 25歳の私は、まだまだ夢を追いかけています。 次はファブリーズ仲間の松原君にバトンタッチ。 (次回は松原大さんにバトンタッチ) |