リレーエッセーその61

パラダイスですよもう。

伊奈めぐみ


ある日、友人と渋谷で待ち合わせをしていたんです。
と、携帯にメールが。
どうやら遅れるらしい。
どうやらパチンコらしい。
えぇ。普通だったらここでキレますよね。
ふざけんじゃないぞと。
パチンコと私どっちが大切なのよと勘違い女が吐くようなセリフを言うぞこのやろと。
しかし私は言いません。

なぜなら私には詰将棋があるからです。

きょろきょろ周りを見渡し、ルノアールに入る。
はい。ここ大事ですよー。
かっこつけてスターバックスなんてダメですよー。
ここはとにかくゆっくりできる所に入るんです。
ソファー席を選び、好きなドリンクを頼む。
そしてメモ帳とペンも。
携帯の過去の受信メールをひらき。。。あった。あった。
糟谷祐介さんから送られてきてそのまま放置してあった詰将棋が。
図面を覚えられないへぼい私はメモしないとダメなんです。
あとは友人が来るまでその紙をながめてればいいんです。
これだけです。
たったこれだけで私は友人なぐらずに済むんです。
1時間以上遅れてきた友人にも「確変がでちゃったのなら仕方ないね」
なんて優しい言葉をかけてあげられるのです。

私は詰将棋のおかげで心が広くなりました(なってないから

なんて言っても解けないんですけどね。ぜーんぜん。
いいんですよ。ヘタのなんちゃらで。
なんちゃらにもこのエッセーがまわってきちゃうんですから。

もう、詰将棋万歳ですヽ( ・∀・)ノひひっ。


でもね。
かたよった栄養は良くないと思いまして、最近指の方も始めたんです。
さっそく24に5級で登録したんですけどね。
「?」が消えるころには見事8級になってましたよ。
もうびっくり。
いやー、大きな声じゃ言えませんが、その5級というのも
実は本人は謙虚のつもりだったようですよ(ぼそっ


ちなみに私はカミングアウトする派です。
なにが?って将棋をです。
今までそれでマイナスになったことはありません。
ま、それは私が見た目あほっぽいからだろうなーと。
頭がいい人がするとされる将棋をあほがする。
それだけでプラスですよ。
意外性があるっちゅうことで。

その55の松原大さん!よくぞ言ってくださいました!!
全くもって同感です。はい。


そして今、左手ににぎりしめたこのバトン。
えいっとなぜか振り下ろし、パシッと真剣白刃取りしてくれたのが、
知る人ぞ知る名解説者石黒誠一さん
フォローお願いしますねー。

。。。しかしなんか詰将棋界の回し者みたいだなおい(いやいや



(次回は石黒誠一さんにバトンタッチ)