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リレーエッセーその64 今泉健司 |
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というわけでかなり強引ではあるが、今現在のアマ棋界トップ10を個人的にあげてみたいと思う。今までに指したことのある人しかわからないし、あくまで個人的なトップ10なので、問題があるかもしれないが、失礼の際はご容赦ください。 現在のアマトップといえば、やはりこの人。瀬川晶司さん。ここ最近は本当に恐ろしいまでの強さである。良くなればまず間違えないし、苦しくなっても終盤の腕力で逆転してしまう。まるですきがみあたらない。私も去年は重要な戦いを何度か瀬川さんと指したがまるで相手にしてもらえなかった……。今年のアマ棋界は間違いなくこの人を中心として回る。誰がこの人に待ったをかけるかが一つの焦点と思う。 瀬川さんをアマ棋界の竜とするならば、この人はアマ棋界の虎。早咲誠和さん。どんな戦形でも器用にさしこなす柔軟さと、相手の心理面まで見透かしたような指し手。アマ名人3回という前人未到の大記録を去年はうちたてられた。今年はぜひ、大舞台でこの人と戦いたい。 次は恐るべき学生軍団、清水上徹君、加藤幸男君のふたり。清水上君は小学生から大学生まですべての世代でタイトルをとってきた凄い人である。彼もどんな戦形もさしこなし、終盤が強い。加藤君には大会や研究会でも教わっているが、本筋の将棋という印象がある。この二人の恐ろしいところはまだまだ強くなりそうなところ。今でも相当なものなのに、これからさらに上にいきそうなところに凄さを感じる。彼らに遅れないようについていきたいと思う。 センスの良さ。才能の塊。アマ棋界で感じるのは3人。山田洋次さん。渡辺健弥さん。鰐渕啓史君。このお三方には自分にない輝かしい才能を感じる。山田さんは自分のペースがしっかりしていて、はまってしまうと誰が相手でも吹っ飛ばしてしまう。渡辺健弥さんは力強く終盤も強く、そして見ていて面白い将棋を指される方。鰐渕君は序〜中盤ならばアマナンバー1ともいえる華麗な捌きをみせてくれる。彼に足りないのは全国タイトルぐらいなものだろう。 将棋に対する取り組む姿勢ということでは、遠藤正樹さん、長岡俊勝さんのお二人の名前をあげないわけにはいかない。将棋の強さもさることながら、真摯な姿勢で将棋とむきあっている。このお二人を私は尊敬している。遠藤さんのようにもっと真面目に将棋と向き合っていればもしかしたら自分も棋士になれたのかも……。でもアマ棋界に戻ってきたことによって尊敬すべきひとに出会えたのだからそれはよしとしないといけないのかな。 最後に秋山太郎さん。この人は私の恩人です。この人に声をかけていただけなければ、今私はなにをしていたんだろう……。日本レストランシステムという大変な職場で秋山さんはなくてはならない存在になっています。私もこの人のように頑張ってなくてはならない存在になりたいと思います。将棋でもまた是非全国大会の決勝で教えてください。 以上、これが私の中の全国トップ10です。ここに上げた皆様とここに上げてない皆様もすべて倒して、日本一のアマになりたいというのが私の今年の目標です。なにとぞおてやわらかに。 次のランナーは東福山道場の席主、竹内茂仁さんにおねがいします。この方とあわなければ、全国トップアマにあうことも、日本レストランシステムにお世話になることもなかった。感謝しております。将棋界のシステムを変える意見がてでくるかもしれないですね。ではよろしくおねがいします。 (次回は竹内茂仁さんにバトンタッチ) |