リレーエッセーその95

嗚呼「将棋Q」

湯川恵子



 こんにちは〜。
 森充弘さんからバトンを頂いたのですが、なんと私の後任の真田さんのが先に載っていますね。
 も〜ぉ、待ちきれません。

 そんなわけで、泥縄式に思い出したのが「将棋Q」。
 なつかしいパソ通時代の話です。
 電通国際情報サービスという会社がIBM系のネットPeopleに、大きな将棋の町を作ったのでした。
 メール対局、リアルタイム対局、チャットの部屋、写真館、将棋ペン倶楽部の部屋……。
 掲示板も3つありました。
 女流プロ船戸陽子さんと、NHKの将棋番組でアシスタントをしていたサチミさんと、そして私、湯川恵子がそれぞれボードリーダーをつとめました。
 その「将棋Q」の企画者が、他でもない森充弘さんだったのです(今もご無事に電通国際情報サービスにお勤めです)。
 呑んべぇだから彼は、3つの女性の部屋をこう言いました。
「若い独身女流棋士がママの店、知的な新妻ママの店、なんでも聞いてくれるオバちゃんの居酒屋」
 オバちゃんは、先日めでたく孫が誕生してオバァちゃんになりました。3,678グラムの男の子でした。
 そんなことはともかく、
 嗚呼「将棋Q」。
 森さんのアイディアは10年くらい時代が早すぎたのかなぁ。今はネットPeople自体もなくなったそうですね。インターネットが生まれこれほど急速に普及するとは思いもよりませんでした。



 あんな大きな将棋の町を作ってくれた森さんも、原稿書くのはかなりグズ!?
 あ、そう言えば彼は船戸陽子さんからバトンを受けたそうですが……。



(次回は眞田尚裕さんにバトンタッチ)