リレーエッセーその110

かなけんヒストリー

金澤健一



 1.超簡単自己紹介

 函館出身函館育ちで現在は道南の八雲町に在住する35歳です。
 ハンドルネームは「kanaken」。
 本名よりもネット界では有名かも知れません(;^_^A アセアセ



 2.将棋的生い立ち

 ルールを覚えたのは3歳くらい。有段者の父がいるのですが特別教えられた訳でもなく自然?に覚えたようです。
 小1(7歳)の時に「函館児童館交歓将棋大会」(当時の函館の小学生にとっては年に一回の晴れ舞台でした)で準優勝。
 その後学校の友達と遊ぶ機会が多くなるにつれて将棋と接する時間が少なくなるも将棋から全く離れると言うわけでも無く時間が過ぎ……。
 昭和55年児童館大会準優勝(5年生)。決勝の相手は、あの長岡俊勝君(後にアマ名人)。
 翌56年児童館優勝。決勝の相手は、渡辺俊雄君(後のアマ竜王・アマ王将)。
 何ともすごい相手と戦ってきたものだと今になって思います。。。

 中学生になり1年ほど将棋から離れていた間に光速で俊雄君に追い抜かれ、またも低迷期へ(笑)。唯一の戦績は「大山名人杯争奪中学生大会」の決勝で俊雄君に勝って優勝した事くらい。ちなみにその時、事前に手配していた賞状が手違いで間に合わず、真っ白な賞状用紙に「優勝 金澤健一殿」から「ここに称し云々……名人 大山康晴」まで全て大山名人の手書きという、かなりのレア?物を手に入れる事が出来ました。
 高校に入って、それまでライバル視していた俊雄君はどんどん強くなって全く歯が立たなくなってしまい、またも低迷期に(涙)。唯一のチャンスだった赤旗名人戦北海道大会の代表決定戦でも優勢な局面で痛恨の二歩を打ってしまうという失態を演じ、メジャーデビューの機会を逸してしまいました。。。

 勉強が嫌い?(決して出来なかった訳では。。。汗)なため大学には行かず、高卒で社会人へ。ちょうどその頃から俊雄君が大学受験→関東の大学に行ったこともあって函館では無敵となるものの、北海道大会では今一歩の状態が続いていたところへ「全国中学生名人」の肩書を引っさげて竹内俊弘君(当時中1)が札幌から親の転勤で引っ越してきました。僕は彼の正体を知らずに道南王位戦という大会の決勝でこっちに来たばかりの彼と対戦。左▲4六銀から巧みな急戦を喰らい、たちまち僕の金損。無名?の少年に負けるわけには行かないと根性を出し何とか逆転勝ちしたのですが、終わってからの一言が実に彼らしく、「函館で僕が負けるような人が居るとは思わなかった」(笑)。この生意気な少年を必死に将棋で叩き続けていく内に僕の実力も自然とアップしていたようで平成元年、2年と続けてアマ王将道大会優勝。平成3年、朝日アマ代表、五段免状獲得(全道自民党総裁杯優勝)等々、全道のトップクラスに名を連ねることが出来るようになりました。彼とはその後師弟関係で呼び合うようになり現在もその状態は続いています(それにしても彼の将棋は強くなった。手前味噌だが転機となったのは函館で振り飛車党へ転向したことが非常に大きいと個人的には思っています)。

 平成6年、仕事の都合で現在の八雲町に移る。当然将棋を指す機会も激減し力も弱まり少し気持ちが将棋から離れかけていた所、当時仕事上必要に迫られて購入したパソコンでネット対局が出来ることを知り平成11年の元旦、検索ぺージで偶然ヒットした将棋倶楽部24というサイト(当時は会員数200人くらいだったと思う)にアクセスして対局してみると、いきなりまさかの完敗。所詮ネット将棋なんてお遊びだと考えていた僕は衝撃を受け、それ以来どっぷりと倶楽部24にハマってしまいます。
 そこで知り合った亀岡奈保美さんらに指導を仰ぎ、パソコン素人であった僕にとって1つの夢であった自分のHP(かなけん広場)を作ったり、関東や関西のネット強豪ら(当時はネットという性質上大学生が多かった)と、いわゆるオフ会(飲み会ともいう(笑))を開いたりと、インターネットをきっかけに将棋熱がどんどん高まっていきました(開発者の久米宏さんには大感謝)。その成果かどうかは定かではありませんが、この2〜3年各種大会で好成績を上げ、去年はアマ竜王戦と赤旗名人戦の北海道代表になる事ができ、実りのある一年となりました。
 
 今後どこまでやれるかは未知数ですが、なんとか一度は全国大会という大舞台で好成績を上げてみたいのと言うのが最大の目標、というより現在の「夢」です。



 3.好きな戦法

 現在は三間飛車一筋。といっても元々は四間飛車党で先手番の時だけたまに三間飛車や中飛車を指すような感じだったのが、一時期隠居していた時代に「藤井システム」が大ブームになっていて自分なりに調べた結果、僕にはとても指しこなせない事が判明したというネガティブな理由から三間飛車志向へ変貌を遂げていきました。。。
 「かなけんシステム」と自分で勝手に呼んでいる対居飛車穴熊と対▲3七桂馬急戦用の戦法があり、現在の段階で三段以下なら充分通用するくらいの完成度なのですが、これを全国大会レベルでも通用する戦法へ完成させたく、実戦を重ねて研究しています。



 4.大好き!北海道の楽しい人々(お世話になってる方々)

 過去のリレーエッセイに出てきた中では、生い立ちでも出てきた渡辺俊雄・竹内俊弘 の両氏の他に北海道関係では金内辰明君(今年一番負かしたい相手)、畑中謙吾さん(将棋も強く裏方も一生懸命、web面でも貢献と頭が下がります)、奥さんの畑中さゆりさん(彼女の「さゆり語録」は楽しいです。公に出来ないのが残念(汗))、前バトン者の久津弘行君(久津知子女流初段の弟。彼には相性が悪く全く勝てる気がしない)etc......。まだ登場していない方では新井田基信さん(酒席でご一緒させて頂くと楽しい話をいっぱい聞く事が出来ます)の名前を挙げない訳には行きません。皆さんご存知の超強豪ですが、かねてより北海道将棋界に対し大変尽力されてもいます。他にも沢山いますがエンドレスになってしまいますので今後のリレーエッセイに期待したいと思います。



 大好きなビールをちびちび飲みながらの文章で、ダラダラ感が漂い申し訳ありません。次の走者は「としお流」という独特の棋風(受けに重きを置き、展開によって全駒や入玉を狙うという手堅く負けにくい事に重点を置いた棋風)←あくまでも僕の個人的見解です(汗)を確立した渡辺俊雄くんにスイッチしたいと思います。



(次回は渡辺俊雄さんにバトンタッチ)