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リレーエッセーその144 素敵な出会い 奥州麻也子 |
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はじめまして、大平理紗さんからのバトンを受け取った奥州麻也子です。ここに書かれていらっしゃる皆様は、私にとって雲の上のそのまた上の存在の方々ばかりで、本当に申し訳ない気持ちです。さらには文章を書くのも苦手で、もうどうしようもないですが、どうかよろしくお願い致します。 私が将棋を知って本当によかったなと思うことは、たくさんの素敵な方々と出会うことができたことです。私が将棋を通して出会った素敵な方を紹介したいと思います。 私の中で一番大きな存在は、今回バトンを受け取らせていただいた、大平理紗さんです。理紗さんは、私が所属していた新潟大学将棋部の先輩です。繊細で、愛情いっぱいの本当に素敵な女性です。 初めて部活に行った時に、駒の動かし方などを丁寧に教えてくれたのが、理紗さんでした。将棋は、小さい頃から父が指しているのを見ていましたが、女性の理紗さんが指している姿を見て、びっくりしたと同時に真剣に考えている姿がとても魅力的でした。理紗さんのエッセーを読んでいただければわかると思いますが、理紗さんは本当に将棋が好きで、また、いつも部活のこと、部員のことを考えてくれていました。 理紗さんは、今、私にとって部活の先輩だけではなく、もう一人のお姉さんです。仕事のこと、恋の悩みなど何でも相談できる存在です。私も、理紗さんのように、何事にも一生懸命で、そして周りの人のことをまず一番に考えられるような女性になりたいと思っています。 私が入部したとき、理紗さんの他に3人の女性の先輩がいました。その後、後輩もでき、女性部員が増え、とても居心地のいい部活になりました。しかし、将棋が強くなるというよりは、みんなで料理をしたり、買い物へ行ったりと、とても楽しい時間を過ごすことが多かったように思います。 そんなわけで将棋は超へたな私でしたが、みんなで四日市まで行って、学生王座戦の応援と女流大会出場は、忘れられない思い出です。 そして、昨春、大学を卒業して、東京で働くことになりました。今、私は、大学生の頃からやりたいと思っていた仕事をしています。今まで好きでやっていたことですが、締め切りに追われたり、なかなか成長できず自分だけおいていかれているような不安な気持ちになり、いつの間にか好きという気持ちを忘れ、つらいという気持ちのほうが大きくなってしまったときがありました。そんなとき、東京に来て知り合ったある棋士の方が、「将棋って楽しいんだよネ!」と言うのを聞いて、よくわからないけれど、なんだかとても感動しました。本当に将棋が大好きなんだな、と思いました。私もこんな風に素直に、好きという気持ちを大切にして仕事をしていこうと思いました。 その他にも、たくさんの素敵な方に出会うことができ、私は幸せです。将棋に出会うことができて、本当によかったなと思っています。私の周りのみなさんに、感謝の気持ちでいっぱいです! 次は、共通の知人を通して知り合うことができた、高浜康子さんにバトンタッチです。現在、お嬢様が女流育成会で頑張っておられます。これから先、ずっと応援し続けたいと思います。 では、よろしくお願い致します!
(次回は高浜康子さんにバトンタッチ)
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